1987年 日本
監督 原一男
奥崎謙三
何なんでしょう、この映画は、凄すぎます。
奥崎謙三って言うちょっとこわーーいお方のドキュメンタリー。
こわーーいって言ってもこの時代ならこんなもんかな?
かつて所属していた連隊の残留隊で部下射殺事件があったことを知り、真
相を探るために当時の関係者のもとを訪ねまわるお話。
たぶん、このおじさんの言うてること、やろうとしてることは正しいんだ
ろうけど、手段がねぇ。
いきなり対象者を殴りつけたり、口調も高圧的だし。
でも、ふと感じたのは突然殴り合いが始まったり、口調が荒くても周りの
人が動じてないってこと。
時代、、、なんでしょうね。
今ならありえない。
そして、上官と間違えて息子を撃ってしまって懲役くらったようなこのお
じさんに対して、警官が「先生」って呼びかけてるのが超不思議。
他の出演者の方々はベース口が重い。
それは戦地で辛い思いをした人、みんなに言えることであって日本の戦争
体験記がほとんどないことと同じ。
人肉食すなんて、噂では聞いていたけど、やっぱり衝撃的。
くじびきで殺すなんてのも信じがたいし、、、
酷い話で口を開きたくない気持ちもわかるけど、私たちは知らなければな
らないですよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画 邦画
- 感想投稿日 : 2017年12月14日
- 読了日 : 2017年12月14日
- 本棚登録日 : 2017年12月14日
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