名将と呼ばれるカク昭の無名の頃の話。
主人公はカク昭の息子凱。多くの功績を挙げながらもその功績を部下たちの手柄とし、昇進とは無縁の生活を送っていたカク昭。人間としては立派だが世渡りベタの父の姿に、苦々しく思っていた息子が二万の敵に対する味方3000で固城作戦を指揮する父の元で戦ううちに父の偉大さに気づき尊敬していく話。面白く一気に読める。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2012年2月6日
- 読了日 : 2010年2月16日
- 本棚登録日 : 2010年12月3日
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