酔郷譚

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本棚登録 : 140
レビュー : 26
著者 :
木魚曰さん  未設定  読み終わった 

初めて読みましたが倉橋由美子さんは博覧強記なんですね。毎ページ毎ページニヤリとするところあり、追いつかないところあり...。漢学・西洋古典共に精通されているのがよくわかりました。ちょっと嫌味なほど教養を披瀝されます。
しかし文体は異常なほど柔らかく、内容も分かりやすく、この辺りを是とするか否とするかは好みなんでしょうね。個人的にはこの知識量でこの程度の内容にしてしまうのはもったいなくも思いました。教養をただの小道具にするのでは無く、一つのテーマとして掘り下げてみた帰結に興味があります。ともあれ、残るものは無かったにせよ、ページを開いてから閉じるまでは素敵な時間を味わいました。それから、久しぶりにバーでカクテルなど頼んでみたくなりました。

レビュー投稿日
2018年10月7日
読了日
2018年10月6日
本棚登録日
2018年9月25日
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