課長島耕作 1 (モーニングKC)

著者 :
  • 講談社 (1985年6月1日発売)
3.46
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本棚登録 : 120
感想 : 9
5

つくづく良くできた漫画だと思う。
特に1巻は、読み切り作品という事もあり、1話1話が非常に重厚。
軽く読めない事もないが、じっくり味わって読んだほうが絶対美味しい。


そしてふんだんに盛り込まれるエロシーン。
話の半分以上にセクロスシーンがあり、
「なんだこりゃ」「んなわけあるか!」という漫画ならではの展開も多いが、
なんだかんだで、それが読者にとって夢があって非常に良いw


そして、そんなエロがあっても美しい読後感の良さ。
特に最初の二話は、女性のキャラクターも含めて非常に良く描かれている。
この感覚は初めて読んだ時に衝撃的だった。
エンタメとしていちいちスキが無いというか…

クリスマスの夜に矢部専務を出した、あの一連なんかも非常に上手い。
「四枚目の北を国士無双にぶちこんじまったぞ」は大爆笑!
でありながら、上手いなーと思える表現なんだよなーw
「春子とかいうわけのわからない軽薄熟女」ってひでー言い草wwwwww


ゲルピンとか小田原評定とか、言葉の勉強にもなります。
鶴瀬って…東武東上線沿線か!つーか割と俺の家と近い!みたいな発見も。
この時の島耕作が俺と同じ年齢、という事実に震えてしまったがw

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画(中古、もらい物など)
感想投稿日 : 2013年7月14日
読了日 : 2013年7月14日
本棚登録日 : 2013年7月14日

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