ジャパネスク・スクランブルの巻
5歳で右大臣家へ来た守弥は、10歳の時5歳になるやさしい若君・高彬と出会った。守弥は若君を素晴らし公達に育てようと誓うのだった。12年たち、望み通り順調に位も進み帝の信任も厚い公達へとなった高彬だったが、瑠璃姫という常軌を逸した婚約者がいることが気に入らなかった。
そこで、瑠璃から高彬を引き離すために、煌姫との一夜かぎりの契りを計画するのだった。
守弥のジャパネスク・ダンディの巻
守弥は瑠璃のいる吉野へ来ていた。敵情視察?のため山の中を歩いていた守弥は、崖から落ちてしまった。
瑠璃は倒れている守弥を発見し守弥を屋敷に運び看病するのだった。記憶を失っていた守弥(記憶喪失時名・峰男)は瑠璃の男関係が気になるのだが、瑠璃もまた守弥の声に吉野君の影をかさねていたのだった。
小萩のジャパネスク日記の巻
両親を亡くした小萩は、大納言家の瑠璃姫の遊び相手の女童として仕えることになった。部屋で泣いていた小萩を見た幼い瑠璃が考えた事は・・・。
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カテゴリ:
山内 直実
- 感想投稿日 : 2008年3月30日
- 本棚登録日 : 2008年3月30日
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