吉原で天満一兆庵を再建するか、
神田須田町の登龍楼につる屋として移転するか
思い悩む澪。
その話が一段落したかと思うと
思いもよらない小松原との縁談。
何とまぁ、岐路だなぁ。
1人の人が生きられる人生は一つだけだものなぁ。
と、澪の気持ちにハラハラ、ドキドキしながら読了。
自分が決して譲れないもの、
澪のような人はどうしてもそれを見ないふり
してしまう。
でも、きっと自分で選ぶはず。
それにしても、この時代、武家に町娘が嫁ぐのって大変なのね。
なんかなぁ、
澪の大切な塗り箸さえ白木の箸より格下と言われてしまうなんてなぁ。
昔は当たり前だったんだろうけれど。
でも、小松原のプロポーズはめっちゃカッコよかったよ。
そして、りくさんがいい味出してる!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高田郁
- 感想投稿日 : 2019年6月6日
- 読了日 : 2019年6月6日
- 本棚登録日 : 2019年6月6日
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