武蔵野音大の就職課に勤務する著者が、音大卒が一般企業に就職する方法とメリットについて説く。
音大を出ると演奏家になったり音楽関係の仕事に就かないと才能がなかったと見られがちだが、法学部卒が全員法曹界に身を置くわけではないように、音楽を専門に学んだ学生が生活の一部に音楽を取り入れつつ一般企業に就職するのもよい選択だ。音大生の多くは、小さい頃から真摯に練習を積んできた我慢強さがあり、異年齢の先輩後輩や先生と対話を重ねつつ演奏を練り上げていく協調性あり、時間厳守や挨拶など基本的なマナーも自然に身についている。音楽以外の職種においても重宝される人材である。というのが、著者の見解だ。
成程、納得。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2015年12月27日
- 読了日 : 2015年12月27日
- 本棚登録日 : 2015年12月27日
みんなの感想をみる