BCG流 成長へのイノベーション戦略

  • 武田ランダムハウスジャパン (2007年11月22日発売)
3.38
  • (1)
  • (5)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 3
4

1.キャッシュカーブ(累積キャッシュフローの経時変化を描いた曲線)と言うツールを用いたイノベーションの評価手法を提言。
このツールは、直接キャッシュに影響する4つの要素を考慮して、評価。
更に、イノベーション評価の際には、直接キャッシュに結びつかなくても将来的キャッシュに結びつく4つの間接的なメリット(知識・ブランド・業界のエコシステム・組織)も、評価の際に考慮すべき、と説いている

2.最適なイノベーション・ビジネスモデルが選択できるよう、3つのビジネスモデルについて、それらの特徴・優位性・経営上の課題等を考察
 ?インテグレーター ?オーケストレーター ?ライセンサー

3.イノベーションを軸にどのように組織間で連携したらよいか、また、イノベーションがもたらすペイバック最大化のために、リーダーシップに必要な要素を論じている

<1.ペイバックカーブ>
iPod

<2.ビジネスモデル>
エコー社(小さなインテグレーター)/シーゲート社(大規模インテグレーター)
ワールプール(オーケストレーション)
ドルビー/クアルコム(共にライセンサー)

<組織>
シティグループ・BMW(連携)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: イノベーション
感想投稿日 : 2009年7月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2009年7月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする