わかりやすい内容。さすが京大。というお粗末な感想が先。
自分自身の思春期と照らして,現在の自分のルーツやその中身をなんとなく掘り返して眺めるいい機会になった。
私自身,父親不在の中,母親をイベント的に強烈に体験していて,超自我の部分が暴力的でヒステリックで絶対的で両価的なものになっているし,そこに反することは死ぬことを意味している。現実は厳しい。今もそうだし,ずっとこの23年間ファンタジーに逃げ続けて現実と離れて,自己愛も肥大化しているし,おおよそ自分を守ることだけで必死になっている。
一歩外からその状態を眺められたのは,一歩だったかと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
勉強
- 感想投稿日 : 2013年12月16日
- 読了日 : 2013年12月16日
- 本棚登録日 : 2013年12月16日
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