日本電産 永守重信、世界一への方程式

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レビュー : 18
著者 :
Mossanさん ◎自己啓発(本)   読み終わった 

【内容】
2013年3月決算で日本電産は前期比80%減という大幅な減益に沈みました。パソコンからスマートフォンやタブレット端末に消費者の需要が移る中で、同社を支えるハードディスク駆動装置用精密モーターの需要が急減、その直撃を受けたことが大きな要因でした。

ところが、半年後の2014年3月期中間決算でV字回復、華麗な復活を遂げています。その背景にあったのは、肉体改造とも言える強烈な事業改革です。大幅な事業の落ち込みを奇貨として、精密モーター中心、国内中心だった事業構造を大きく見直して世界一体経営に踏み切りました。

本書では、製造業の中で勝ち組と位置付けられている日本電産の競争力と、危機のたびに経営を進化させてきたその強みを分析しました。さらに、超ワンマンで名高い永守重信社長が69歳にしてマネジメントスタイルを変えつつあることもつぶさに描き、永守重信という稀代の経営者の本質にも迫りました。

永守社長の経営論としてはもちろんのこと、M&Aを成功に導く教科書として、あるいは平凡な人材を考える人材に変える実践的人材育成論としても読むことができます。是非お手に取ってお読みください。

内容(「BOOK」データベースより)
パソコン市場の急減で大幅減益に沈んだ日本電産。積極的なM&Aで「精密モーター世界一」を成し遂げた永守経営もついに限界を迎えたとささやかれた。だが、この男はあきらめてはいなかった。逆境の渦中で海外企業を相次ぎ買収、グローバル一体経営に向けて、前代未聞の大改造に挑んでいた。


【感想】
前作に日本電産と永守氏の新しい歴史と解説を加減した著作。
日本電産グループはM&Aを繰り返して大きくなったグループであり、個々の子会社の自治権を認める連邦経営であったが、この低迷期にてシナジー効果を求めて一体経営に変換している。何という問題意識と迅速な行動力だろう。脱帽した。

一会社員としては、常に無駄遣いはないか(問題意識)、価格を下げるようにどうすればいいか(行動力)を念頭におき、会社のコストを削減し、またシナジー効果を生み出せるようになりたいと思う。

レビュー投稿日
2014年4月25日
読了日
2014年4月25日
本棚登録日
2014年4月25日
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