荒木飛呂彦版の仮面ライダーだった。最強の生物を作るという目的のために遺伝子改造されてしまった少年が研究所から抜け出して、予知能力を持つ少女とともに復讐(というか追っ手が来るので、それを倒していく)する話。
予知能力の設定が後半ほぼ全く活きていないところとか、主人公の能力のメカニズムが理屈っぽく説明されたりしてはいるけどむちゃくちゃ雑なところとか……むちゃくちゃ文句つけたくはなるけど嫌いになれない。謎の力強さと、やはり人間賛歌の強い信念がある。
この頃からもう荒木飛呂彦のスタイルほぼ確立しててすごいなと思う
読書状況:読み終わった
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motoiの本棚
- 感想投稿日 : 2017年7月22日
- 読了日 : 2017年7月22日
- 本棚登録日 : 2017年5月31日
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