女性の立場としては、男性の心理や 男性を取り巻く環境、歴史を考え直す機会ってなかなかないと思う。中年期という 筆者曰く[第二の思春期]に自分も差し掛かりつつ、男女の違いを知るため(ひいては亡き父への理解を進めるため)にも読んでみた。自分を客観視するのに役立ったし、終盤部分ではなるほども思う部分もあった。2001年という中年男性自殺率のピークに書かれた本であるというのも、覚えておきたい。/2019年追記→男と女の立場の違い、自由のツケ、という概念。中年という人生の一時期が持つ意味について、男女関係なく考える時期に差し掛かっていると感じる。
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- 感想投稿日 : 2018年7月27日
- 読了日 : 2018年7月27日
- 本棚登録日 : 2018年7月27日
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