中原中也全詩集 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2007年10月24日発売)
4.22
  • (51)
  • (20)
  • (25)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 626
感想 : 39

 サイズこそは文庫本だが、『全詩集』とだけあってかなり分厚い(全797ページ)。詩の大半は、生前未発表のもの。

 怒られる覚悟で言わせてもらうが、詩人には「なんとなく言いたいことはわかる」タイプと、「ちょっとなに言ってるかわからない」タイプの方がいらっしゃる。中原氏は思いっきり後者。途中から脳がついて行けなくなり、結果、読み終えるまで一年を要してしまった。

 彼の思考は、どこか夢遊病患者のような感じがする。神とか仏とか、そういう領域から世界を見ているような。そんな虚しさや無常さを表した詩が多いなあと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 近代
感想投稿日 : 2018年11月19日
読了日 : 2018年11月19日
本棚登録日 : 2018年11月7日

みんなの感想をみる

ツイートする