簡単にまとめると名誉職の親戚である圭吾という人の嫁が嘘をつくという内容です。
あらすじは、警察署長が圭吾は入隊をしなくてはならないのに入隊をしていないと名誉職に言います。でも、その名誉職は営門まで届けていて圭吾が入隊していないわけがないとぞっとします。そして、入隊していないことは圭吾が家に帰ってきたら何の罰もかからないように署長がするから一つご苦労を頼むと伝えてほしいと名誉職に言います。それを嫁に伝えると圭吾は家に帰っておらず入隊していないことに驚くのです。しかし、名誉職と嫁の話が終わった途端に咳払いが聞こえ、名誉職は『誰かいるか?』と嫁に聞くがなんともない顔で『誰もいませんよ』と答える。しかし、後から来た署長がそれを見つけて圭吾を叱り、名誉職は圭吾が出てきた驚き、平然と嘘をついていた嫁が怖くなったというお話です。この話を読んで女の人は怖いと感じました。平然とこんな嘘をつけるなんてすごいと思います。同じ女性としても驚きました。そして、町の名誉を背負っているのにそれを捨ててまで嘘をつく意味もわからないし署長が圭吾を見つけなければ嫁はどこまで嘘をつくのかと少し気になってしまいました。嘘はいつまでも突き通せるものじゃなくいつかはバレるものなのだから最初から本当のことを言えばいいのにと思います。とても考えさせられるお話でした。
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- 感想投稿日 : 2022年7月16日
- 読了日 : 2022年7月16日
- 本棚登録日 : 2022年7月16日
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