「裸のサル」の幸福論 (新潮新書)

  • 新潮社 (2005年4月15日発売)
3.27
  • (3)
  • (9)
  • (29)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 119
感想 : 18
3

幸福はひとつではない。 人間にはいくつもの幸福がある。
肉体の幸福から能の幸福、協力の幸福や遺伝の幸福、リズムの幸福など、あわせて10種類ほどの幸福が分析されている。

面白いと思ったのは、

協力の幸福(助けるもの)を求める人、ままに人のためになる仕事をしたがる人、は人に協力をすることで大きな幸福感を見返りに受けているのではなく、
救いきれていない人、動物など対象のことで頭がいっぱいで常に満たされない気持ちでいる傾向がある、とのこと。 

いくつもの幸せのパターンを獲得することによって、幸せの総量が増やすことができる。 人間の根本的特長、好奇心、野心、競争心、協力性、社会性、創造性、遊びごころなどに調和する状況に自分をおくことにより幸せになる機会が劇的に増える。

おそらく、個々人にとってもっとも大事な3つぐらいの要素が自分の生活に組み込まれたら、幸せな日々になるのでは? 

巻末にある歴史上の著名人による幸せの定義、中でも響いたのは、
ー幸福は出来事よりもこころの持ちようによって決まるーダライラマ
ー幸福とは人間の本当にすべき仕事をすることである −ローマ皇帝アウレリウス

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年2月8日
本棚登録日 : 2009年2月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする