パリの皇族モダニズム

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年12月23日発売)
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感想 : 9
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少し前に大正から昭和初期の東北農村の女性が売られていく話を読んだので…外交上必要とはいえ、この貧富の差はあんまりだね。
全体的に、優雅な雰囲気を出したいのか、おっとりとした語り口調と行間で、思ったよりもすぐ読めてしまった。そこがいいのだろうが、正直物足りない。この資料があれば皇族遊学についてや当時のモード、フランス世相など、その他もっと研究できるのでは。資料を鹿島茂さんに提供してみたい。
本文とは関係ありませんが、「おわりに」の部分で、「アン クロワッサン…」とありますが、クロワッサンは女性名詞です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年7月13日
読了日 : 2015年7月13日
本棚登録日 : 2015年7月13日

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