申し訳わけないけれど、私はこの本を人に勧めることはできない。
何故ならば、中身こそが外に現れると感じている私にとって、この本はどうにも薄すぎる。
筆者も始めにまずスタンスを決める、と書いているがそこが一番重要なのではないか?
本質を掴む手順や、どうしてすぐに考えが出るのか?はなるほど、と思うこともあり実践していきたいと思った。
仮にもうスタンスができている人が次の段階として読むものだとしても、
いっていることがあまりにも表面的である。理論の根拠が全く信用できない。
例えば会議中にスマホを弄ることは当たり前、
マルチタスクの時代であって昔の常識は通用しないと書かれているが、果たしてそうなのか?
疑いすぎるのも良くないけれど、時代の変革はあれど、筆者の書いていることは相関関係が見当たらない。
対象が明確に設定されていないため、初心者がこの具体的な小手先だけを知ってしまったらどうなるか。
その行末に現代のSNSと通じたところを感じ、私の心には届かなかった。
クリエイターなだけあって、作中にもあるような手法を駆使して出来上がった著者の一品だとよく分かりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月27日
- 読了日 : 2020年1月27日
- 本棚登録日 : 2020年1月27日
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