脱構築と公共性

著者 :
  • 松籟社 (2002年3月25日発売)
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デリダやベンヤミン、カントからアーレントなど、脱構築に関する議論、とりわけ法と正義に関するものを参照すること、そこからその間の関係性を読み解く方法を援用することで、今度はアーレントの公共性を読み解いていく。
それは、社会学の話ではあるが、アーレントのいう「政治」が持つ意味を、その概念を現代の人も参照するべきではないだろうか。
また脱構築の方法論についてもう少し知識が得られれば、他の事象にたいしても、思考実験ができるはず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: psp
感想投稿日 : 2009年10月26日
読了日 : 2009年10月15日
本棚登録日 : 2009年10月15日

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