私が初めて翻訳した小説。いま振り返ると、大変なものに当てられた、という驚きより、偶然にしてすばらしい作品に深く関わることができた歓びの方が大きい。イングランドとスコットランド、大英帝国とアフリカ、二重の支配構造が、虚実の織り交ぜられた壮大なストーリーから浮かび上がってくる。日本語版は表紙もキュート。目下、映画化が進められている。出版後、この小説の舞台に出かけて新しい知識を得たので、この機に改訂版を出せないかなあ。よろしくお願いします。
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- 感想投稿日 : 2006年1月30日
- 本棚登録日 : 2006年1月30日
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