文永の役最大の決戦、鳥飼潟の戦いが描かれる。元軍の集団戦法と鉄炮(現在の手榴弾に近い)などに苦戦するが、日本軍も柔軟に戦法を修正して戦い、麁原山の元軍本営に肉薄する。元軍の援軍が到着したところで鳥飼潟が満潮となり両軍撤収するが、気勢揚がる元軍に対して博多に退いた日本軍は疲労困憊、士気も落ちるばかりであった。そこへ、御家人たちが見守る中、博多湾から一人の男が上陸してくる。対馬を脱出した朽井迅三郎であった。その後の歴史的展開は諸説あるが、物語的にはどうであろうか。次巻が待たれるところである。
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2020年11月8日
- 読了日 : 2020年11月1日
- 本棚登録日 : 2020年11月7日
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