大好きな幻想小説。久しぶりに再読した。ふとした日常の中に入り込む悪夢。そしてなに一つ解決しない。けれど、所々百閒先生らしいユーモアが混じる。それが物語の中から悲惨さを無くし、恐ろしい悪夢ながらも、なぜかスッキリとした読みごこちになる。そして、日本語の描写が美しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月25日
- 読了日 : 2014年1月25日
- 本棚登録日 : 2014年1月25日
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