あのこは美人

  • 早川書房 (2022年2月16日発売)
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感想 : 21
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章が名前ごとに分かれていて、同じ場面を色んな人の目線で描かれているので、ドラマみたいな感覚だった。
キュリの結婚観についての話は、他の韓国本でもよく見る、夫、姑、子供の世話と女性は失うものが多いからしたくないというフェミニズム観点。
ミホの身分違いの財閥の息子と付き合っている、生まれが重視な韓国的思考。

こういった韓国を題材としたリアルフィクションの、ほとんどが財閥、女性の扱いの同じような問題を取り上げている。

それでも強く支え合い生きていくという感じのストーリーなのだと思う。

韓国ドラマとか韓国料理はすごく好きだけど、この小説みたいな感じがリアルだとしたら、やっぱり韓国では生きていきたくないなぁ。
すごく女性は生きにくいと思う。日本もだけど。

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感想投稿日 : 2023年12月5日
本棚登録日 : 2022年3月30日

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