最初の六篇が特に好きな作品。
前後で趣が違う物の、ミスマープルは白髪のお婆様といった印象は変わらない。
犯人というよりも、人への慈しみを感じる人物。
ポアロと違い、短編でこそ活躍する老婦人。村という小さな社会と、それ以外の社会を退避させながら推理する姿は唯の安楽椅子探偵よりも好意を持てる。
読むたびに、クリスティの憧れではあるがなれない姿なのではと思ってしまう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月24日
- 読了日 : 2013年5月23日
- 本棚登録日 : 2013年5月23日
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