今までの「男役」「娘役」に登場した人物も、たくさん登場するということで物語の軸がブレていたら嫌だなと思ったが、いい塩梅でそれぞれの物語を消化して読めて面白かった。
宝塚歌劇団という内部に入らないことには未知の世界であることを踏まえて、「男役」の時よりも現実的にこんなこともあるのだろうと思えてしまうリアル感。宝塚の二次創作としておすすめするならこれだなと思えた。
「銀橋」を第一作目として読むのもいいが、「男役」「娘役」を読むことでより一層面白さを感じられるだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月10日
- 読了日 : 2022年11月10日
- 本棚登録日 : 2022年9月7日
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