深夜特急3-インド- (新潮文庫)

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レビュー : 432
著者 :
skippbeatさん エッセイ   読み終わった 

【No.81】「疲労困憊してくると、人の親切がうまく受けられなくなるんですね。わずらわしくて。肉体的な疲労がたまってくると、人を拒絶するようになって、その果てに、人に対しても自分に対しても無関心になって、どうでもいいじゃないか、たとえ死んでもかまわないじゃないか、と思うようになってしまう。自分に無関心というと、超越的な何かをイメージするかもしれないけど、そうじゃなくて単純な肉体的疲労なんですね」「怠惰とか倦怠の80~90%は、肉体的に健康で疲労が取り除ければ消えちゃうんじゃないか」「旅に出る前は、人から話を聞くことはできても、人に話をすることなんてできないと思っていた。自分ががらんどうで、カラッポな人間で、何もないという気がしていましたからね。でも、帰ってきたら一つくらいは話せることができたな、それでこの旅はオーケーだと思いましたね」

レビュー投稿日
2017年5月6日
読了日
2017年5月6日
本棚登録日
2017年5月6日
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