<あらすじ>
11年前、主人公ウィルの元彼女ジュリーが自宅で絞殺された。その直後、ウィルの兄ケンは失踪してしまう。11年も音沙汰がなく、ウィルの家族はケンは死んだと考えていた。ある日、病床に伏していた母親がいよいよ危ないと言われ、ウィルは恋人のシェイラと母親のもとに向かう。死の間際、母親はウィルにケンは生きていると伝える。それと同時にシェイラが失踪してしまう。シェイラとケンとの間につながりはあるのか?ウィルは真相を知るべく、友人のスクエアとともに調査に調べ始めるが。。。。
<読みやすさレベル>
YLは7位でしょうか。ハーランコーベンの文章は読みやすいです。多少辞書は使いましたが、なくても全く問題ないレベルでした。
<感想>
まず思ったのは主人公がFBIのことを全く信用してないということです。お国柄なのでしょうか。日本だとお上には逆らわないことが多いので意外でした。まあ、ハリーボッシュだと、警察の視点だからか、ここまでひどくなかったですが。
内容としては、一級品のミステリーだと思います。どんでん返しが続くので最後まで飽きさせません。最後のオチは私の予想と違いました(わかる人にはわかると思うけど。)。
あと、エピローグは人によって「???」となると思います。私も最初わからなくて、グーグルで英語のフォーラムとか調べちゃいました。で、フォーラムでも回答がなくて、頭の中でストーリーを反すうしたらなんとかつながりました。うん、全てが綺麗に収束して見事です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2012年1月9日
- 読了日 : 2011年12月11日
- 本棚登録日 : 2011年12月11日
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