The Black Echo (A Harry Bosch Novel, 1)
- Grand Central Publishing (2002年12月2日発売)


<あらすじ>
ハリーボッシュは、元ベトナム戦争の兵隊で今はLAPDで刑事をやっている。ある日、ハリーは「リザーバ(reservoir)に死体がある」という市民からの通報をうけて死体がある場所へ向かう。そこにあったのは、ベトナム戦争で一緒に戦った元兵隊の死体だった。ハリーは他殺と判断し調査を始める。
<読みやすさレベル>
YLは7.5位でしょうか。最初の50頁を辞書を引きながら読み進めればあとは、同じような単語の繰り返しだったりするので一気に読めると思います。最初の50頁は、部署の略語(LAPD)がすごく出てきて、何を意味するのかわからなかったり、「仮釈放」とか「保護観察」とか「貸金庫」といった普段お目にかからない単語が出てくるので、きちんと調べた方が無難かと思います。
<感想>
なんだか、読み終わったら切ない気持ちになりました。ミステリーを読み終わった後の「謎がとけてすっきり」という気持ちよりも、なんだか上手くいかない人間関係に。ただ、陰鬱な気持ちになるほどでもないし、「真犯人はこいつだったのか」というミステリーの醍醐味を十分楽しめました。ハリーボッシュは、シリーズ化されているそうなので、定期的に読もうと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2012年1月9日
- 読了日 : 2011年11月23日
- 本棚登録日 : 2011年11月23日
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