確率と統計: 情報学への架橋

  • コロナ社 (2005年4月15日発売)
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本棚登録 : 60
感想 : 7

【「蘭岳」第118号(2008)による「私の推薦図書」記事の転載】

うって変わって,本書は「確率統計」のテキストです。この本が特徴的なのは,ただ確率統計の問題の解き方を教えてくれるだけではなく,確率統計の一つひとつの概念がどのような意味を持っており,何を目的としているのかについて,非常に興味深い議論が行われている点です確率統計は「情報科学」の基盤となる体系です。本書は,確率論と情報学とのつながりを述べた数少ないテキストといえるでしょう「教科書」と思って身構えず,ぜひ一読を勧めます。

情報工学科 講師 渡部修

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#「蘭岳」内の「私の推薦図書」コーナーに掲載された記事を許可をいただき転載しています。

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カテゴリ: 教職員おすすめ本
感想投稿日 : 2012年8月3日
本棚登録日 : 2008年8月3日

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