先日読んだ「平成二十三年度 代表作時代小説」でこのシリーズを知り、早速、図書館で探してみたもの。過去に読んだ山本兼一さんの作品は、重厚で枯れた印象を持っていたのだが、本作は、やわらかくも力強い芽吹きのような明るさが感じられ、「とびきり屋」夫婦にすっかり魅了されてしまった。続編の三冊を追加登録。
後から知ったのだが、作者は京都ご出身とのこと。本作の京ことばの心地よさと、絶妙な店の立地(舞台設定)は、作者ならではとあらためて納得。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代もの
- 感想投稿日 : 2024年10月18日
- 読了日 : 2024年10月9日
- 本棚登録日 : 2024年10月5日
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