すごい「ぶ厚さ」でしたが最後まで興味深く読みました。
たくさんの関係者のインタビューから、サリンジャーの実像を
浮かび上がらせようという試みの本。
作家の戦争体験については凄まじいものがありました。
表現することや、生きる上で生じる人との摩擦や影響、人を傷つけることなど、いろいろ考えさせられてしまいました。
サリンジャーが亡くなった時に報道されていた
ファンの嘆きや悲しみの意味がようやく
少し分かった気がします。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2016年6月12日
- 読了日 : 2016年6月12日
- 本棚登録日 : 2016年6月12日
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