岩波少年文庫といったらナルニアとサトクリフ。
てずっとおもってたんだけど ナルニアはだいすきだけどじつはサトクリフを読んだことはありませんでした。
だってさー …むずかしそうでさー…
高校のときにだって世界史はAまでしか選択しなかった程度には海外の事情にあかるくないしさほど興味の方向性ももってかれてなかった、ので、ましてや幼少期などおして知るべし、ということで、いや逆なのかな…こどものころ世界の歴史に興味があんまりなかったからそれが長じてなのかなそれはともかく。
いままで敬して遠ざけていたサトクリフですが ちかごろ自分のなかでナルニアブームが再燃しておることもあり、ではサトクリフにも挑戦してみようかなとおもった次第。
読んだ結果、…おーもーしろい!
主人公が華々しい活躍するわけではないし、勧善懲悪のすかっとするようなはなしでもないんですが、なんというか、骨のある、というか、読み応えがあるというか。
おもしろかった!
あいかわらず世界史的な知識はたりなくて、それでこのなかに書かれていることにぴんとこなかったりすることもあるけれど、それでもその複雑さもまた、おもしろい。
おしむらくは訳の調子が、すごく読みやすいところと、それは日本語として成立してないよというところがまだら、という点…
きになる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学(海外)
- 感想投稿日 : 2011年4月13日
- 読了日 : 2011年4月13日
- 本棚登録日 : 2011年4月13日
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