中学生以来の再読。
「ずっと昔の遠い国の話」だと思っていたけど、大人になって読み直すと、アンネとの距離がグッと近く感じた。
10代らしいボーイフレンドの自慢や恋の悩みがあったり、隠れ家での食糧事情など、日々の生活が活き活きと描かれている一方で、ゲシュタポの恐怖に怯えながら暮らす様子の緊迫感たるや…
ユダヤ人に対する迫害がなければ、勉強も恋も好きなことだってたくさんできたのに、わずか15歳で命が奪われてしまうなんて。
戦争の愚かさをアンネの日記から、改めて教わった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年2月14日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月26日
みんなの感想をみる