湯屋の怪異とカラクリ奇譚 (2) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2017年4月25日発売)
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【その湯屋に湧き出す不思議はあたたかい】

 いつも気持ちのいい湯とたくさんの不思議にあふれている、東の都の妖怪が営む湯屋。
 その湯屋の奉公人、佐吉はカラクリ技師になるべく、長らく引きこもりだった伽藍堂に弟子入りをしていた。
 そんなある時ふらりと現れた老カラクリ技師の半月堂。佐吉の長屋に居候することになったその老人はとぼけた風情だが腕は確か、そして謎めいた目的を持っていて、さらには伽藍堂や湯屋の主、白闇とも繋がりがあるようで――?
 人と妖怪が織りなすおかしくてあたたかで不思議な物語。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年4月刊行
感想投稿日 : 2017年5月12日
本棚登録日 : 2017年5月12日

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