関東大震災と鉄道

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本棚登録 : 40
レビュー : 5
著者 :
mxfmasaさん 地学・地震   読み終わった 

東日本大震災では、過去の三陸大津波の教訓が風化してしまったことが話題になった。
では首都圏で関東大震災の教訓が風化していないのだろうか。

本書は関東大震災での関東の鉄道事情をまとめたものだ。
当時の鉄道マンたちの健闘ぶりが目に浮かぶ。駅や車両を守り、避難民を助ける。帝都から無賃で避難列車を運行する。早期復旧への努力。
東日本大震災の際のJRの対応はどうであったろうか。

読んで印象的だったのは、避難民への沿線の人たちの無償の援助だ。
被災地を抜けると各駅で弁当からお茶、タバコまで配られる。
タバコは一本をみんなで回して吸う。子供のためにお菓子をくれといえば、その子へと車内を手渡しでお菓子が届けられる。

状況は違うにしても東日本大震災でも助け合いが見られたことは、やはり日本人のいいところなのだろう。

この本は、当時の被害状況から今を考えるいい機会になるかもしれない。

レビュー投稿日
2013年8月4日
読了日
2013年7月31日
本棚登録日
2013年7月17日
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