死者の顔を抉り取り、その顔をお地蔵様にはめ込む。くり抜かれた顔にはご飯をよそうので、死者は「どんぶりさん」となるーーそんな限界集落のオカルト風習の設定は狂気じみていて面白かったが、見所はそれだけ。文章は色々おかしいし、風呂敷広げただけで謎は何も解決しないままだし、笑えるホラーだった。最も恐ろしいはずのクライマックスで「袋田しゃん」と来て、耐えられず噴き出した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月3日
- 読了日 : 2017年1月4日
- 本棚登録日 : 2017年1月3日
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