海と毒薬 (角川文庫)

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本棚登録 : 1300
レビュー : 172
著者 :
制作 : 駒井 哲郎 
静香さん 純文学   読み終わった 

人間の醜さを戦時に置ける医療向上の目的として、
『正当化』させてしまう人間の浅ましさを描いている。

これは、捕虜の生体解剖実験を元に紡がれる人間の姿を深く映している。

苦悩、美化、解釈、欲深さ、

読むにつれ、人間の姿が狂気に映る。

血や肉の姿の描写が恐ろしいのではない。
人間の心と『自己解釈という正当化』が恐ろしい。

自己解釈の1つで人間は、
どんな罪も正当化することが出来る。

また哀愁漂う人間を映した本でもあった。

レビュー投稿日
2012年4月22日
読了日
2012年4月22日
本棚登録日
2012年4月22日
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