レインツリーの国 (新潮文庫)

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本棚登録 : 23956
レビュー : 2399
著者 :
くまさん  未設定  読み終わった 

すぐに友人にオススメしました!

短いから読みやすいし2日で読み終わった!恋愛ものだけど人間らしさが描かれててフィクションだけど物事が思う様に進まない辺りや同じやりとりの繰り返しが現実というかご都合主義ではなくて考えさせられることも多かったし、ストーリーの男性も綺麗すぎな感じじゃなく人間らしさがでててね。
なんかこの本に出会ったときの自分に少し2人の気持ちがリンクするとこもあって良かった、話の取っ掛かりとかは今時ぽいかもだけど。

本を読む人なら誰にでも忘れられない本てあるじゃない?それが子どもの時に読んだ本でも、急にふとしたときに思い出すみたいな。
それで本のレビューをみて
自分と似た感性の人がいる!って彼は嬉しくなりヒロインの彼女との本の感想などのやりとりがメールで始まるんだけど
彼女には会えない理由があるの。

私この本を読むまで聴覚障害の人は
手話を使えるってイメージがあったけど
中途失聴とか聾とか伝音、感音ってあるのを知ってさ自分なんも知らないんだなぁって思った。

深く考えた。

彼は自分と感性が似てるけど少し違う見方もする彼女に惚れたんだなってこの男の子もさ
少女マンガのヒーローて感じじゃなくてさ
ヒロインを傷つける言葉をいったり自分の意志の強さがあったりストレートでさ
感性が似てる人と出逢うっていいなぁと思ったよ。

私がこの本の中で
印象に残る言葉があって
痛みにも悩みにも貴賎はない。周りにどれだけ陳腐に見えようと、苦しむ本人にはそれが世界で一番重大な悩みだ。救急車で病院に担ぎ込まれるような重病人が近くにいても、自分が指を切ったことが一番痛くて辛い、それが人間だ。
彼女は彼女たちは耳が不自由な分だけ、言葉をとても大事にしているのだ。第一言語として自分たちに遺された言葉を。その言葉を大事に使って、真摯に理屈を組み立てる。だから伸行はひとみの言葉に魅かれるのだ。あれほど真摯に使われる言葉はまたとないからだ。自分と似ていて少し違う心地よさ、それはひとみが言葉の限りある愛おしさを知っているからだ。
その言葉で大切な思い出の本を語られたら、魅かれない奴はいないだろう。


私もこんなに自分とぶつかってくれる人にいつか出逢いたいな。
僅かな願望(笑)

読後、友人に力説しました(笑)

レビュー投稿日
2017年6月22日
読了日
2016年8月17日
本棚登録日
2016年8月14日
6
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