「ミッドナイト・アート・シアター」にて。地域紛争と難民問題を描いた社会派映画ですが、エチオピア、カンボジア、チェチェンとカタログ的に舞台を変えていくのはどうにも節操がなく、掘り下げ方が中途半端な印象です。
でもこの映画には少なくとも2つの美点があると思うんです。
1つは、「え"ーっ!」と思わず声を出してしまうショッキングな場面があること。特にカンボジアで赤ん坊が手榴弾のピンを引いてしまう場面、そして主人公が「あれ」を踏んでしまう場面。これには参りました(本当に声を上げてしまいました)。物語としては舌足らずな作品ですが、こういうインパクトのあるショットでメッセージを伝えるという手法は「あり」だと思います(でも残酷だなぁ)
そして、2つめはアンジェリーナ・ジョリーが美しいこと。2003年の作品ですが、たぶん彼女がいちばん美しかった頃なんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ドラマ
- 感想投稿日 : 2013年11月9日
- 読了日 : 2013年11月8日
- 本棚登録日 : 2013年11月8日
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