携帯電話がなく、連絡の手段は電話だけ。
もちろん私の恋愛時代も当然そうだった。
この時代、電話が鳴ると、心がときめいた。
ただ、この物語はときめきと恐怖が隣り合わせのベルの音…。
主人公が昔の彼女と新しい彼女の間に板挟み。そしてはっきり気持ちを伝えないために、彼女たちは心を病んでいく。
人間の精神なんて、ちょっとしたバランスを崩したのをきっかけに、どんどん崩れていくんだと、この二人の彼女を見て、そう感じました。
ラストはさすがに涙した私。
こんな恋愛もあるんだと、そしてこんなに人を想うことが重いことだと…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年11月14日
- 読了日 : 2013年11月14日
- 本棚登録日 : 2013年11月14日
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