よだかの星

著者 :
  • 青空文庫 (1998年8月20日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 11
4

まったく救われないお話です。周囲から虐げられるよだかは「死ね」と言われているのと同じです。そして自ら死にに行くのです。昆虫を食べるのはよだかの習性なのに、それを否定されたら、生きることはできません。この話から読み取るべきものは何?最後は雄々しい鷹になったのだ、なんていう解釈?この話も結論を決めつけることはできません。この世の中には強者と弱者がいて、強者は往々にして自分の横暴さには気づかないものだ、なんてきれいなまとめ方にはできません。これほどまでに考えさせる作品に出会えたことで星4つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本作家ま行
感想投稿日 : 2020年11月25日
読了日 : 2020年11月25日
本棚登録日 : 2020年11月25日

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