道元入門 生の充実を求めるために (講談社現代新書)

  • 講談社 (1970年2月16日発売)
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本棚登録 : 73
感想 : 6
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<P>&nbsp;&nbsp;道元入門を読みました。半分も理解できませんでしたが、思うところがありましたので、
私なりに解釈し書き留めておきます。

A:「人はすでに悟っている」B:「ではなぜ坐禅が必要なのですか?」A:「それは坐禅自体が目的であるから」

私たちはすでに答えを知っているのにあえて、回り道をしようとするときがある。

A:「なぜそんなに痩せているのに毎日走るのですか?」B:「走ることが楽しいからです。」A:「…」

子供の時、私たちは走るのが好きだったはずなのに、なぜか大人になると走るのが嫌いになる。

A:「高いサプリや器具を買っても痩せられない」B:「痩せる方法なんて1つです、誰でも知っている」A:「…」

もちろん、この本にはこんな俗っぽい解釈は書いていない。道元思想を勉強するには正法眼蔵を直接読むほうが
よい。ただし凄く難解だので簡単には読めない。

 私はすでに悟っているのだから、悟るのが目的ではない。悟りは状態であり、維持することが重畳と解釈する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宗教
感想投稿日 : 2011年6月23日
読了日 : 2011年6月23日
本棚登録日 : 2011年5月29日

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