最終ページに来た時、????これで終わり?乱丁落丁じゃない???とびっくりした、が、そういう終わり方なんですね。読者に問いかけているんですね。尊厳死、安楽死と言う言葉がおそらくない時代。ただ、良心と言うのはいつの時代も人の心にある。これを読んでそれぞれ何を思うか。喜助の姿勢が悲しむ様子がないことは、彼に後悔がないからだろう。40ページ程の短編に深い問いかけがされた作品。
読書状況:読み終わった
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電子
- 感想投稿日 : 2020年1月7日
- 読了日 : 2020年1月6日
- 本棚登録日 : 2019年12月31日
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