とうとう待ちに待ったマルドゥック最新作!

2016年9月27日

読書状況 読み終わった [2016年9月27日]
カテゴリ SF

[感想]
中高生向けのITスクールを行っている企業の起業ものがたりです。前半はITスクールの説明を兼ねた教育論に近い内容を占めていて、後半は起業する上での心構えが中心になっていた印象です。また本書はITの重要性を説く部分が全体を通して散りばめられています。

教育に関して興味があるところから読み始めた本書なので、個人的には前半部分が興味深かったです。

本書で取り上げられているITスクールにおいて、特に重要視されているのが、環境作り。情報が簡単にネットから得られる現代において、学校あるいは人を集めて学ぶ場に求められる価値が変化しているという話には納得させられました。
そのような場で大切なのは、情報やコンテンツではなく、「学びたい」と思わせる環境を提供すること。子供たちが自ら学びを得ようと思えるようにする為に、このスクールのスタッフ陣はとても気を使っています。

これを読んで、学校に限らず教育に関わる全ての場面で大切なのは「“何を”学ぶか」ではなく、「“どう”学ぶか」なんじゃないかと思いました。楽しく学べれば、自然と現代では自分で学びたいことを学べるのだと思いました。

しかし、一方で「どう学ぶか」という視点での教育は「何を学ぶか」の視点での教育の何倍も難しいのだろうとも思います。

本書で気づいたことをどう実践していくか。
これが大切なのだと思います。



[メモ]
○教育
 入口-中身-出口を用意する

○学校=“学びたいと思える場所”
→教育で大切なのは、「学び」を促進させる環境を作ること
(つまり学びたいと思える環境作りが大切)
※コンテンツや情報はネットで学べる時代になっている
 →教えることを生業にする職業の求められる価値の変化が起きている!

○良いサービスや商品
→必ずどこにも負けない「武器」が存在する
 ⇔それを裏付けるための「仕組み」が存在する

⇒物事やプロジェクトを見る時のポイント!

○リソースの重要性
自分たちの価値は何かを考える(もっている価値)
→自分たちがやる意味=アイデアにも繋がる

2016年3月11日

読書状況 読み終わった [2016年3月11日]
カテゴリ ※小説以外

ジェイソン・フリード

世界中が注目するソフトウェア開発会社「37シグナルズ」の創業者兼CEO。1999年にウェブデザイン会社として始まった同社は、2004年以降、「ベースキャンプ」をはじめとするウェブベースのビジネスソフトの開発・運営で成功。SOHO向けのアプリケーション群は現在数百万の企業で採用されている。 (Amazonの著者紹介より引用)

本書は、小さな会社が大きな仕事をしていく為に大切な事を著者の経験からまとめたものである。

【メモ】
○前進する際に、なぜそれをしているか常に念頭に置いておこう(p45)
 →素晴らしいビジネス=“視点”を持っている

○「シンプル」に物事を捉えることが重要!
 ・核を見つける(その事業を出来る最小単位の発見)(p74)
 ・“今”始める
  立ち上げに必要な事以外は切り捨てる
  →後からいくらでも改良可能
   ※大切なのは行動を起こすこと!

○会議をする際の考え方
 ×「これについて考えよう」
 ◎「これについて決断しよう」
  決断は積み重なる(p79)
  「後で決める」
   …先延ばしであって、明日も大して変わらない。

○“制約”は「言い訳」ではなく、「チャンス」と捉える
 →創造力を生み出すカギ

○自分にとってのゴールの考え方
 =自分にとって“正しいもの”を生み出し続けること
  →だからこそ自信をもって人に薦められるものを作れる。

○まだ起きてもいない問題を作ってはいけない
 →多くの「もしも」は起きない
 but...多くの人はその「もしも」に囚われる

【まとめ】
 小さなチームが大きな仕事(ビジネス)をするには
  ・シンプルさ
  ・身軽さ
  ・柔軟さ
 が必要であり、武器である。

2016年1月7日

読書状況 読み終わった [2016年1月7日]
カテゴリ ※小説以外

とうとう読み終わってしまった。

大学生にもなり児童文学に触れることになるとは思ってなかったから、勧めてくれた友人に感謝。

↓以下シリーズ全体の感想(?)

恐らくこの作品を中高生だった頃に読んでいても楽しむことは出来たと思います。
しかし、作品に対する捉え方や楽しみ方が大きく違っていたのではと思います。
この作品と出会ったのが大人の社会に出る直前の大学生の時で本当に良かったです。

私はこの作品を色々な人の目線で楽しめました。
中高生の時だったら多分夕士や長谷の気持ちに一番惹かれていたと思います。
一方でアパートの住人達(?)の暖かい言葉の数々に感動することはあっても人生経験が乏しく、それを深く感じることはなかったのではないかと思います。
現在、物語の最後の方の主人公達と同じ年代になった自分が人生経験豊富とはとても口が裂けても言えませんが、自分の学生時代を振り返る時期に読んだことで、より深く数々の言葉を感じることができたように思います。(時にグサリと刺さり大変ではありましたが…笑)

勿論、この作品のキャラクターたちの生き生きした姿(半分くらいは幽霊等ですが笑)は本当に観ていて楽しかったし、何よりルリ子さんの飯テロ攻撃は凄まじいものがありました。

でも私は何より多くの大人の人やモノ達の言葉に胸を打たれたように思います。
これは大人と子供の狭間にいる時だからこその楽しみ方だったと読み終わってしみじみ思いました。

この時期にひょんなことで出会えて本当に良かったです。
この小説とこの小説を貸してくれた友人との出会いに感謝感謝です。

2015年11月16日

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読書状況 読み終わった [2015年11月16日]

友人に勧められて読んだ初の辻村作品。

最後にそっち持って来んかい!と驚きました(笑)
彼らの計画が成功する場合も失敗する場合もどちらも結末の雰囲気を予想してただけにラスト一文にはやられました。

勧めてくれた友人が「辻村節」という言葉を使っていましたがこのラストの雰囲気が「辻村節」なんでしょうか?
そうだとしたら割とクセになりそうな気がしました。

最後のあの結末は彼らの計画が完膚なきまでに失敗したからこそ生まれたものだと思います。

設定の似たような小説は恐らく他にもあるとは思いますがあのようなラストに仕上げる人はなかなか居ないのではないか、そう思わせてくれるラストでした。

勧めてくれた友人に感謝です。


あと、余談ですがあの主人公や周りのイタイ感じ。
最初は少し馬鹿にしながら読んでいましたが、よくよく思い返せば自分の過去にも似たようなことがあったことを思い出し、赤面するとともに少し懐かしく寂しい気持ちになりました。

この作家さんは思春期の子供達をほんとに上手く描く人なのだと思いました。
そこも「辻村節」なのかもしれません。

とにかく良い作品に出会えて良かったです。

2015年9月26日

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読書状況 読み終わった [2015年9月26日]
カテゴリ 青春

うーむ、円城塔は「なんか分からないけど面白い」と言われてることが理解出来ました。

ほんとに分からないものばかりでした(笑)
でも嫌いにもなれない。。。

ほんとに不思議な小説です。

個人的には曲はいいけど歌詞の意味はあんまり分からない音楽を聴いてる気分になりました(笑)
伝わるかどうかは分かりませんが...(^^;)

一つ一つの単語の意味は分かって、でも繋がると分からない。でもなんか文章のリズムが良くて読めてしまう。

その雰囲気を楽しむ小説。

そう割り切って読めば楽しむことが出来る気がします。

正直、この作品を深く考察する勇気はありません。

なかなか興味深い作品に出会えました。

2015年9月21日

読書状況 読み終わった [2015年9月21日]
カテゴリ SF

まさか続編があるとは思わなかったので、嬉しい裏切りでした。
相変わらずの二人の掛け合いが楽しくて一日で読了。
ただ今回は著者の「日本」に対する主張が強かったので、苦手な人はもしかしたらいるかも…。(私は割と新鮮な気分でしたが)
この本が終戦70年の夏に発売されたのは意図してのことかな…?

2015年8月4日

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読書状況 読み終わった [2015年8月4日]
カテゴリ スポーツ

うーむ、他の人も言っていたことではありますが、これの連載を10年追って読むのと3巻イッキで読むのでは大きく感じ方が異なると思います。
ちなみに私はジャケ買でのイッキ読みです(笑)

一つ一つのお話は面白かったです。各話のカップルの在り方にホッコリしたり、各話のラストでガッカリしたりと楽しませてもらいました。

ただ全体を通すとどうしても設定のスケール感を活かしきれてないような気がして物足りなさを感じてしまいました。
世代を重ねるという魅力や新天地での開拓、人々の対立等魅力的な要素はあったんですが、どうにも一話一話完結してしまい、大きな一つの物語という視点を抱けませんでした(泣)

でもこれは連載が10年という長期だったこと、また連載ということで一つ一つの話の魅力を持たせる必要があったことが原因だと思うのでしょうがないのかもしれません。。。
(SF初心者からするとちょっとストーリーが都合良すぎる感もありましたが、これは捉え方次第なのかな…?)


この作家さんは初めてでしたが今度はもう少し短い作品を読んでみたくなりました。
とにかく連載お疲れ様でした!!



追記
もし、この作品の設定に惹かれた方が居たら「天冥の標」(小川一水)シリーズを読まれるといいかもしれません。
私は読みながらどうしてもそのシリーズと比較してしまいました(^_^;)

2015年6月30日

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読書状況 読み終わった [2015年6月30日]
カテゴリ SF

オードリーの若林のエッセイ集。

この人が予想以上にひねくれてて、より好きになりました(笑)
この人ほどひねくれたり、自意識過剰ではないとは思いたいけど、読んでみて自分を振り返るとあまり自信がありません(^_^;)
根本的に僕もネガティブモンスターと戯れている人間なんで、この人の考えは受け入れやすい所が多々ありました。
ありがとう、若林。

読み終わって感動したり、人生の指針を得たりする類の本では無くて、少し落ち込んでるときにペラペラめくってると、すっと肩の力が抜ける本かなぁと思います。

読みやすいからそんな人がいたらオススメしたい…かな?笑

2015年6月15日

読書状況 読み終わった [2015年6月15日]
カテゴリ ※小説以外

内容はシンプルながら、意外と出来ていない日常のことについて書かれています。
時々ハッとさせられるようなことも書いてあり、為になりました。
また訳の関係もあるでしょうが、押し付けがましくない書き方だったのも受け入れやすくて良かったです。
今では枕元に常に置いて時々お気に入りのページを読んでから寝るようにしています。

2015年4月17日

読書状況 読み終わった [2015年4月17日]
カテゴリ ※小説以外

ディスカヴァー・トゥエンティワン社による書店員が選ぶ新人賞「本のサナギ賞」第一回受賞作。
エンターテイメント小説という枠で歴史モノとはどうだろうかという不安は程なくして無くなりました。
吉原の女性たちの生き様という内容だけ聞くと暗く感じますが、主人公の駒乃やその周りの人物たちのキャラクターが明るく一つのエンターテイメント小説となっていました。特に駒乃と他の女性とのやり取りは時にコミカルで歴史モノであることを一瞬忘れる程でした。
話の流れや駒乃の口調が途中で気になるところがあったので★4にさせて頂きましたが、個人的には駒乃の「ありんす言葉」がツボだったので★5あげたかったです笑

2015年3月9日

読書状況 読み終わった [2015年3月9日]
カテゴリ 時代小説

武雄市の図書館は本書で初めて知りました。
このような図書館を図書館というかどうかは恐らく人それぞれだろうと思います。
私自身としては、樋渡さんの現在の図書館に対する疑問が新鮮で楽しめました。確かに言われてみればそうだなと思うことが多かったです。
一方で批判が多くなるのも理解は出来ましたが、図書館の幅を広げたという意味で凄いことだなというのが率直な感想です。
武雄市まで行くのは大変そうですが、いつか自分の目で見てみたいです。

2015年2月16日

読書状況 読み終わった [2015年2月16日]
カテゴリ ※小説以外

感想。
「ちょ、おいィ!?」
はい、その一言です。笑

シリーズ本なのである程度予想はしていたんですが、結果的に予想外な形になりました(^_^;)
謎が沢山残っているので続きが早く読みたいです。
あと、やはり小川一水さんの文章は読みやすくて、SF初心者の僕でもサラサラ読めるので良いですね(^O^)

2015年1月7日

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読書状況 読み終わった [2015年1月7日]
カテゴリ SF
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題材は凄く面白いと感じました。ただ他の方も言っているように、料理の仕方が何とも…といった感じです。

主人公とその周りのキャラクターが魅力的であることと、沖縄の歴史に関する記述は見事でした。結局、そこに惹かれて星4を付けましたが、最初の読み始めの印象とはだいぶ違った感じでした。
著者は沖縄出身で沖縄の歴史や文化に造詣が深いようなので、その点から見ると確かに沖縄を伝える良い資料だと思いました。しかし、物語として見るとキャラは立っていますが、矛盾点や読みにくさがどうしても目立ちました。
結果的に今度行く沖縄に興味を持てたという点から星5、面白いのに気になる点があるという内容面からは星3ということで、間をとって星4としました。

2014年6月9日

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読書状況 読み終わった [2014年6月9日]
カテゴリ 時代小説

表紙、題名、そして評価に惹かれて手にとった本。
多くの人が言っていることではありますが、「夜の写本師」というのが良かったです。魔術師でも魔道士でも無く、「夜の写本師」。名前の響きも良いし、私たちが大好きな「本」自体に魔法をかけるという設定も好きです。私自身、多くの本に影響を受けてきたので、「本=魔法」という設定をすんなり受け入れていました。
また、この「夜の写本師」という本自体も魔道書のような装丁で、かっこよかったと思います。
見た目、設定、名前の響き、文章の雰囲気、内容と多くの面で楽しめた一冊でした。

2013年11月20日

読書状況 読み終わった [2013年11月20日]

このブラックな感じがなんとも言えない作品。短編集ということもあり、気に入った作品も、苦手な作品も半々といったところでした。とはいっても、これは海外SFがまだ二回目なので楽しみ方がまだ手探り状態ということにも起因しているとは思いますが…。
個人的には、「ウーブ身重く横たわる」「にせもの」「電気蟻」「凍った旅」がお気に入りです。
特に「電気蟻」のアンドロイド?ロボット?の仕組みは最近のSFには絶対出てこないものだったので新鮮で興味深かったです。

2013年10月12日

読書状況 読み終わった [2013年10月12日]
カテゴリ SF
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ほぼ初と言っていい海外SFでしたが、思っていたよりも読みやすく面白かったです。多くの人に長年愛される作品というものは、こんな作品なんだなぁと感じさせてもらいました。

2013年8月8日

読書状況 読み終わった [2013年8月8日]
カテゴリ SF
タグ

長編が紡ぐ短編集といった感じ…?
どの短編も面白く、最終的なまとめ方も個人的に気に入っています。
AIやロボットが出てくるのに、戦わないっていうのも面白いと思いました。

個人的には「詩音が来た日」がお気に入りです。

2013年6月25日

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  • 再読しました。

    再読了日:2013年9月10日

読書状況 読み終わった [2013年6月25日]
カテゴリ SF
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【推研6月課題本】
第一部のショッキングな小人地獄事件と、それに続く第二部の探偵の苦悩。
最初はひょっこり出てきた名探偵があっさり事件解決をしたので驚きましたが、第二部でその有能すぎる名探偵の知られざる苦悩を知ることができ、楽しめました。第一部は第二部に対する壮大な下準備といった感じだったんですね。第一部と第二部で語り手が違うのも面白かったです。

2013年6月8日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年6月8日]
カテゴリ ミステリー

小川一水先生の作品はこれで二作目ですが、またしてものめり込んでしまいました。。。
内容は中編が四作という形でした。個人的には「漂った男」と「ギャルナフカの迷宮」が好きです。どの作品も「これぞ、SF!」といった感じで楽しめました。これからも小川一水先生の作品を読んでいきたいです。

2013年4月11日

読書状況 読み終わった [2013年4月11日]
カテゴリ SF
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自分が生き抜くために、周りの人間をことごとく騙し続ける一人の少年の物語。表紙と題名に惹かれて某大型古書店で買いました。
少し文の書き方が読みにくい気がしないでもなかったですが、基本的には楽しんで読めました!
人を騙していく物語なのに読み終わった後に清々しい気持ちになるのは、たぶん主人公のキャラが良かったからだと思います。

2013年4月6日

読書状況 読み終わった [2013年4月6日]

ただただ17才の若者が理想郷を作るという、単純で楽しい話ではなかった。(自分はタイトルとストーリーを聞いてそんな話だと勘違いしていたが…)
でもこの楽しいだけではない話の中には、リアルな世界の苦しさの中に希望も描かれている気がする。だから読み終わった後に苦しみや憤りと共に何というか清々しいようなスッキリとした気持ちが残るんだと思う。

2013年3月28日

読書状況 読み終わった [2013年3月28日]

天地明察に次ぐ冲方丁の時代小説二冊目、とうとう読み終わりました。今まで抱いていた水戸黄門様とあまりに違い、驚きでしたが感動しました。この本のおかげで江戸時代に興味を持てました!

2013年3月16日

読書状況 読み終わった [2013年3月16日]
カテゴリ 時代小説
タグ

陽子だけでなく、三人の少女たちの成長が見れた今作。最後の初勅も良かったし、この後の慶国の行く末も気になりました!

2013年1月23日

  • 再読しました。

    再読了日:2014年10月11日

読書状況 読み終わった [2013年1月23日]
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