エデンの東 新訳版 (2) (ハヤカワepi文庫)

  • 早川書房 (2008年1月24日発売)
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アダム・トラスクは妻キャシーと共に、カリフォルニア州サリーナス盆地に入植。父の遺産で肥沃な土地と農場を取得。妻のために「エデンの園」を築くことを夢見る。身ごもったキャシーはサミュエル・ハミルトンの手により、双子の男児を出産。その後、キャシーは拳銃でアダムの肩を撃ち、屋敷から逃走。

妻に去られてから一年半、アダムは廃人同様の日々。中国系米国人の召使いリーにより、双子の男児は世話されていた。サミュエルに殴られて失意の底から生還したアダムは、無視していた双子を名づける。一人はケイレブ、もう一人はアロン。

トラスク邸を脱出したキャシーはケイトと名乗り、キングシティで売春宿を営むフェイの許に転がり込む。娼婦としての才能を発揮したケイトは、フェイの信頼を獲得。フェイの遺産相続人に指定される。ケイトの企みで、日々命を縮めて行くフェイ。フェイの最期が目前に迫る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年8月6日
読了日 : 2010年2月10日
本棚登録日 : 2010年8月6日

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