畠山理人氏の黙殺を読んで面白かったので類書として読みました。人口数千人規模の市町村の選挙を取材し、政治とまちづくりの関係を明らかにし、住民の選択を見届けていきます。
政治に興味がない層としては、変革を望む若手、本書でいう変人を応援しながら読んでしまいます。しかし、まちづくりと政治の過去を見ると、必ずしも利権、癒着から離れた潔癖な政治だけが地域を発展させる訳ではないと分かります。しがらみの破壊を望まない人も一定数いるのです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年5月19日
- 読了日 : 2021年5月16日
- 本棚登録日 : 2021年5月16日
みんなの感想をみる