1Q84 BOOK 2

3.78
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本棚登録 : 18600
レビュー : 1617
著者 :
Furiaさん 小説 (長編)   読み終わった 

BOOK 2までの感想。

あくまでこれまでの村上作品(長編)との比較になってしまうが、
個人的にはキャラ設定があまり好きになれない。

もともと彼の作品は、一人称である「僕」のような人物がいて、
それがワンパターンに同じような性格であり、
周囲を様々なキャラが囲む、という構成が多い。
のだけど、この作品はそうではない。
2人の男女の物語が並走し交差する。
そして、男のほうは多少これまでの「僕」的な要素はあるけれど、
少し違う。
(性格もそうだけど身体的特徴でイメージがだいぶ違う)
2人とも根っこが相当に暗く、問題を抱えている。
つまり幼少期からハッピーな瞬間が一度もなかったような人たち。
もちろんそれありきの物語なのだけど、
あっけらかんとした魅力を持つ人物(この場合はあゆみのような)
が村上作品では生きてくると思っているので、
比重の関係でちょっと重い印象を受けてしまう。
重い、というか、暗い。
2人のパーソナリティが暗いからか…
テーマの問題ではない気がする。

ワンパターンであることは今さら言うまでもなく、
語り口調もまぁ特色だと思うからいいし、
先を読みたくなるのは間違いない。実際どんどん読んでしまう。
けど、どうしても好きになれるキャラがいない。
残念。

次、どういう展開になるのか。

レビュー投稿日
2010年7月17日
読了日
2010年7月17日
本棚登録日
2010年7月17日
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