長い長い、義を追い求めた光國の物語が、
そっと静かに幕を閉じたなというのが、今の読み終わった心境。
猛る虎のようでありながら、終始、静謐さが漂っているなと思うのは、
光國が武より文に重きをおこうとした結果だろうか。
最後の一文に、光圀の祈りを垣間見た気がする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月14日
- 読了日 : 2012年12月14日
- 本棚登録日 : 2012年12月14日
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