蟻のマクロ映像が凄い。ちゃんと演技してる。調べたところ、マクロ撮影の第一人者ケン・ミドルハムがテクニックを駆使して実物の蟻に演技させているそう。蟻塚のデザインがカッコよく、ちゃんと知性を持って攻撃してくる。サブタイトルが『昆虫パニック』なのでギャーギャー騒ぎまくる人間とただただ数で攻めてくるだけの蟻を想像していたので、いたって静かな攻防戦に新鮮味を感じた。(映画自体は1973年制作で新しくはない)
ラストがちょっと「ん?そこのとこもうちょっと詳しく…」と思ったけれど、大多数の人間はこの異常状態に気付いていないことを思うときっとこの後の方が「戦慄」の「昆虫パニック」になったんだろうなあ…。
しかし、物語にはよく出てくるけど利己的な科学者ってほんと迷惑だわ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年5月21日
- 読了日 : 2015年5月21日
- 本棚登録日 : 2015年5月21日
みんなの感想をみる