SEALDsメンバーと小熊英二さん、SEALDs KANSAIメンバーと内田樹の対談を中心に、全国にあるSEALDsを冠にした地域の団体メンバーのメッセージが綴られた本です。
個々を大切にし思いを受けとめること、言葉はもちろんイメージにこだわり、相手にいかに伝えるかに徹底してこだわってきたこと、同じ冠ではあるけれど地域での運動や暮らしを大切にしてきたこと等、彼らの活動がよくわかる中身になっています。多彩であるし、とてもよく勉強し考えている彼らの姿に改めて刺激を受けました。
「社会を変える」「社会は変えられる」、問われているのは一人ひとりですね。そして、直接的な発信の難しい人たち言葉をきちんと代弁できるかも焦点だなと思いました。
〈「大人になるとは、責任を引き受けることだ」〉
〈僕らはいつだって、過去と未来から問われている。「あの約束はどうした?」〉
ドッキとしました。ちゃんと応えられるようにならないと…。
おすすめの一冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2016本
- 感想投稿日 : 2016年6月28日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2016年6月4日
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