最終巻。稲葉くんと付き合ったまま、カオルくんとちゃんとヨリを戻したあずさ。傷ついてぶっ壊れる稲葉くん。これでやっと色んな人を傷つけてた事を知るあずさ。でも稲葉くんも大輔もちゃんと終われたみたいで良かった。カオルくんからはあずさの事を好きなのが伝わってくるようになって良かった。でもあずさの、カオルくんは普通の男の子でしたってやつがなんか、カオルくんの心も手に入ったからもういいみたいに感じてしまった。そこでかなえさんの恋愛観。完成形に近づくためのパーツを持っている人に惹かれる。最後の終わり方はなんか、もうカオルくんには満たされたから、次は教育実習の先生にいくのかな〜と想像力掻き立てられた。すごい面白い終わり方だと思う。
最後には短編が。ちょっと形は違うけど、幼なじみのお兄ちゃんと歪んだ関係に落ちていく話。面白かった。
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- 感想投稿日 : 2018年1月28日
- 読了日 : 2018年1月28日
- 本棚登録日 : 2018年1月28日
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